昨日の森友会で強烈なキックバックのあとで動かなくなった刈払機をばらしてみたらまた小さい鉄の欠片が出てきました。
よく見たら中に入っていた欠片はクラッチの部品が砕けたものでした。
繰り返しの衝撃を受けて疲労も起きていたみたいだけど壊れ方を見ると必要な強度が足りてなかったようです。
遠心力を利用したクラッチの受け側部品は健全で問題なかったけど内側で回っている部品がグズグスに壊れています。
こういうふうに壊れる部品が使われているのが分かっていたらもう少し優しく扱うべきでしたが後の祭り。
木を切るときに左から抜き打ちで斬りつけると急激なショックは無くてクラッチに無理な力はかからないけど右から打ち付けると刃が急に止められてクラッチの部品に大きな力がかかります。
クラッチの部品の質量が大きすぎて急停止したときに自分の重さを支えきれないほどの力が掛かって疲労破壊したものと思われます。もう少し軽かったらクラッチが滑って壊れることはなかったろうにと勝手なことを考えます。
クラッチの部品の強度がもう少し強かったらもう少し長持ちしたはず。
しかしこの機械随分長いこと仕事をしてくれました。これで3台刈払機を駄目にしたけどホンダの機械は良く働いた方です。ご苦労さま。