昔一度一つだけ交換したことがあったので何とかなるかとバラしてみました。プラスチックの穴にはめ込まれたベアリング外側は何とか外したけどシャフトにはまったベアリングの内側のインナーレース？はマイナスドライバーでこじったぐらいではどうにもならず、トラストの親分に助けを求めました。
モーターの中で回転するシャフトにはゴムベルトを回すためのプーリーが逆ネジで取り付けてありこれを外す必要があります。でも初め普通ネジだと思って弛めたら増し締めしたため欠けてしまいました。
プライヤーで掴んでもしかしたらと右に回したら緩んでくれて壊れずにすみました。やられたのはこのベアリングでした。
プーラーという専用の道具でやると簡単に引き抜けました。一つだけはファンが邪魔していてベアリングが小さいこともあって別なプーラーを借りにいかないと取れませんでした。
カンナにはベアリングが四個使われていて焼き付いたのは一つだけだったけどこの際全部交換しようと考えました。
外したベアリングを持ってジョイフルに走り探して貰ったけど有ったのはひとつだけ、二日ほど待たされてしまいました。
さて組立、外すのには専用の工具があるけど入れるのにはいい道具がありません。
しばらく考えてハンダ鏝を真ん中に突き刺してしばらく置いたらすぐに触れないぐらいになったのでシャフトを入れ木槌で叩き込みました。
何回も叩いて定位置まで入れることが出来ました。
そして組み立てたところ回転しません。ブラシのキャップをはめたら回りましたが不機嫌な音でした。
何かに触っているような音がしていたので良く見たらファンの戻し方が足りなかったみたいです。
やり直したらばっちりでした。
東芝のMP-82Cのベアリングは6000zzが二個、6200zが一個、627zzが一個価格は合計1106円でした。
ハンダ鏝で加熱したのがどれだけ影響するか分かりませんが一応全部新しくしたのでしばらくは動いてくれるものと期待してます。
