特殊な西洋カンナに木で取っ手を付けて外側を削りました。外周は直径の３倍あるので一回りするのが大変でした。
切れ味が落ちると削り跡が汚くなるので途中で何度も研ぎました。
その後で来まいサンドペーパーで手触りを良くしてから漆を塗ります。
今回の漆刷毛は使い古した歯ブラシを使いました。細い年輪の後に漆を配るのには毛足の強い刷毛が有効です。
一度漆を全体に擦り込んでから歯ブラシでこすると狭い隙間に入ってくれます。
本とは何回か縫った方が良いのですが、鬱川は前にも縫ってあるので、外は見てくれだけなので一度だけで許して貰いました。
重たくて大きくて邪魔になっていたのを外に運び出せてやれやれです。
