マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

井戸掘り準備

ひごの継ぎ手の微調整と幅決めをやっています。
前回完成と書きましたが、まだ微調整が残っていました。

幅決めはひごの先端に掘鉄管を取り付けてほりすすむわけですが20KG以上ある掘鉄管を扱うのにひごを持ってやるわけには行かないので、撞木という道具をひごにくさびで取り付けて上下させたり、まわしたりします。ひごの幅があまりにばらついていると必要な楔の寸法が大きくなって困るので、数ミリ以内にしたいということです。

そして、くさびが押さえる側面は凸凹でなく平らな面になっていてほしいということから鉋で仕上げたいところです。

もうひとつ問題が出てしまいました。
どこで予測が間違ってしまったのか、リング゛の余裕が大きすぎて厚いくさびをささないと収まらなくなっています。簡単な道具で手の技で冷間加工であらかた作り上げていただいた手前なんとも再加工のお願いはし難いのですが、40Mの井戸の中で、大きなくさびに貝殻かなんかが当たって緩んだりしたら、そして重たい掘鉄管を落としたりしたら、吊り上げるのはほとんど不可能だろうということを考えるとここは頭を下げてお願いするところかなと考えました。

ぴったり合うリングの寸法は幅が28MM、高さが22MMのひごを押さえるのにちょうどいい物ということになりました。計算すると外形が35-37MMMMぐらいのパイプがあればいいということになりましたが、今日本で工業的に作られているパイプの寸法は連続にはなっていなくて、うまいパイプが探せなければ、困ったことになります。

ひご車の材料を調達して、シャフトの通る穴加工をしました。
左右のスポークの長さは12FT、半径5.3FTあたりに左右のスポークを繋ぐ横板を取り付けそこに踏み板を円周方向に取り付けます。この車の中に人が入って前に後ろに走り回ることで、掘鉄管やすいこを上下させることになります。
材料は寸法と価格から2X4材を調達しました。