マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

手賀沼の砂取り

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手賀沼には堤防が低い所があって水害対策上増強すると植生が土で覆われて駄目になってしまうので沖合に植生帯に造り移植して補償しようとしています。

堤防を造る所に生えているのは葦やヒメガマで昔だったら気にも留められなかったのが最近のエコがかった風潮のお陰で大事にして貰っています。

植生帯は松の丸太を打ち込んで造った囲いの中に手賀沼の底を浚渫した土砂を埋めて水深を浅くし移植する計画ですが、底の土がシルトが多くうまくないとか。

そこで、大津川の河口付近の砂質の多い所から砂を取ろうと云うことにしたら都合の悪いことにそのあたりには野鳥の休み場の砂州があるので注意してという声が上がってややこしくなりました。

今日は手水研のメンバーと我孫子野鳥の会会長さんとで工事の計画、沼底の貝の生息調査を説明して貰いました。

前回は貝が多いところから砂を取らないで下さいといったけど今度は鳥です。

前回の貝の調査結果で、赤いところはいっぱい居たというか貝殻の多かったところ青いところは居なかったけどシルトで使えなかったとか。

手水研のメンバーでも近くを探してみたら貝殻がいっぱい見つかりました。手賀沼の底はヘドロもあるけど、砂で覆われたヘドロや硬い岩盤の所もあります。

大きな貝がいっぱい育つといいと思います。