マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

古い籾摺り道具

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手賀沼見学会のバスツアーで手賀沼排水機場に行ったら古い農機具の展示がしてあって昔の竹で編んだ籾摺り機が飾ってありました。中には土・粘土が入っていて、崩れ欠けていました。
大きさは胴回りが40cmぐらいで中の穴が20cmほどで、摺動面が意外と狭いと思いました。
摺動面は粘土なのに、米が砂混じりにならないのか不思議です。

隣にはもっと大きい籾摺り機と言うのがありましたが、どうやって籾を摺るのか分かりませんでした。杉の大木から作られた、木臼の上だけなのかも知れません。

その隣は万石で、籾と玄米と石を区分けしたとあります。
縦だけの針金の篩だと思いこんでいたら縦横に編んだ普通の金網でした。目の大きさは5mm以下3mm以上かと思います。

これだけの道具で、籾殻を剥がして土や小石を取り除いたお米を何俵も取るのには相当の技と労力が要ったのではないかと思います。

腰の曲がった小柄なおばあさんがちょこちょこ動き回って何十俵ものお米を処理していたなんてことを想像すると感心して降参してしまいます。5kgほどの黒米の籾摺りで手こずっているのが恥ずかしくなります。