マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

手賀沼探検

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よりによって雪の降る日を選んで、普段なら到底入る気にもならない手賀沼に入って沼の底に生きているという大きな貝を探しに行ってきました。
千葉中央博から二人、水の館から一人の先生方とマシジミの会の4人で寒風吹きすさぶ手賀沼に入って探しました。

手賀沼の底はヘドロでどうしようもないと思っていたら意外としっかりしたところもありましこの辺でいいだろうと入っていったところ泥が深く危険を感じて引き返しました。砂州が見えたのでそこまで行こうと枯れた葦原を歩き出したところまだ少しやわらかいヘドロの深みに嵌ってしまいパニクッテしまいました。
両足をねっとりとした泥にとられると胴長の足ではなんとも動きがとれずに抜け出すのに大変な体力を消耗してしまいました。まだ水の中に入る前にくたびれてしまって、参りました。

しかし、少し離れたところでは泥は数センチしか溜まっておらず難なく探すことが出来ました。
大部分は死んだ、開いた貝殻でしたが、生きてずっしりと重いのも見つかりました。

別な場所では、砂が固まって硬くなった砂岩の穴ぼこに生きたどぶ貝が、入り込んで生きているのを見つけました。ただ置いてあるみたいに生きているのもありました。やわらかい泥のある所では水管出るように縦になって半身を水中に出しています。彫り上げてみると泥に入っていたところはふわふわの藻も突いていなくて貝の本来の色が鮮やかでした。

水の中に白いものが見えるとそれは蝶番の近くの貝殻のはげたところだったりします。

対岸に渡って探したら、数は少ないけどやはり生きたのと死んだのが見つかりました。

貝は浅い所ばかりでなく深いところにも住んでいる筈なので、手賀沼全体では大変な数のどぶ貝がいるらしいことが分かりました。

カラス貝・たまっけも幾つか見つかりました。あまり大きなものは見つかりませんでしたが、たまたま大きいのが見つからなかっただけと考えるべきでしょう。
どぶ貝の大きいのは26cmだったか、24cmだか、貝殻は薄くていかにも効率よく育ったなと感じました。
厚みもあって食べがいのある貝だと思いました。

タニシの磨り減った貝殻は見つかりましたが、シジミは見つかりませんでした。

白く光ったのを見つけたので喜んだらまだ錆びていないケイタイ貝でした。


目玉の無くなった腹に穴の開いた鯉が寝てましたが見ていたら大きく動いたので驚きました。先生の話によれば、ミサゴか何かが食事の途中で止めにしたのだろうということでした。