果樹の幹から器を作っている人がいました。
リンゴや梨の木はいろんな理由で、切り倒されることがあります。
薪にされてそれで終わりとなるのが普通ですが、それで何かを作ろうとする人は何処にでもいるようです。
秋岡先生と一緒にあちこちに木工家集団を作る技術指導をした時松さんの指導で、山形にも轆轤師が誕生したようです。
作品に正対して加工する和式轆轤のようで肉厚の器がどんどん出来上がっているようです。
私も一度リンゴの木を加工したことがありますが、ほのかな香りがあって嬉しかったものです。
最近は梨の木を手に入れお椀を作ったりしました。梨は木目が目立たない密度の高い材質で、手触りのいいものが出来ます。
山形も果物王国で、いろんな木が器になっているようです。
スキャナーで読めばいいのにと思います。お許しを。