全部手でやると結構大変でした。太さの問題と正確な円にすることが必要で、中を削るのも外を削るのもどっちも大変でした。
かなりゆるゆるにしておかないと使うときに両手を使うことになるので問題です、中の芯も外にはみ出さないようにしないといけません。
見てくれは従ってきれいにはなりません。仕方がないので漆で目隠しとなります。
外を大きく、中を小さい竹で始めると削る量は少なくなりますが、何となく収まりがよくありません。逆にすると肉が薄くなりすぎます。
肉の厚いところで、隣り合った節を使って灼く半分の厚さに削ってやるのが良いようだということになりました。
中の芯より外のさやの方が長くないとまずいので、中を削る方が長くなります。
