布施下の竹退治で貰ってきた竹がいっぱいあるので炭焼きを頑張らないといけません。
幸い今年は炭焼き体験希望者がいて頼りにしていますが、まず今年の調子がどんなものかを試してみました。
一応新しい竹なので竹酢がたっぷり出るかと思ったら期待はずれでした。
所要時間は9時間と10時間でした。途中煙が青くなりかけたので慌てて絞ったのが行き過ぎたみたいで、なかなか透明な煙にならずにだらだらと長引いてしまいました。
途中は太い竹の空気穴から以前より少し多目な空気を送りました。
陽が照る前の空気の流れは独特で焼き初め蒸気の多い白い煙が地表に広く漂って電話されたら困るなと焦りました。
30分ぐらい、ドラム缶の手前にセットした一斗缶の中で火をたいて熱風を送り込んで釜全体の温度を上げます。
そのうちドラム缶に詰めた竹に火が付きます。その後は燃えるには少ない空気を送りながらじわじわと炭化を進めます。もう少し空気が多いと燃焼となってしまうそうです、同じようなものだと思ってますが・・・。
その間煙の色を見るほかにすることがないので、竹を切ったりこんにゃくを作ったり他の仕事をすることが出来ました。今回のこんにゃくはレシピ通りで少し柔らかめに出来上がりました。
お昼にカメラを取りに戻るまでは写真なしです。
終盤近く竹の空気穴から覗くと中は真っ赤に燃えています。
そして煙突の先から出る煙が少し薄くなっているのが見えるかと思います。
消火する際に土が崩れたとき中のドラム缶は真っ赤になっていました。
最後は入り口を濡れた土で塞いで、煙突は濡れた新聞紙で塞いでおいて土の入った植木鉢逆さにかぶせて窒息させます。
明日の午後に出来たら炭を取り出す予定です。