マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

水草贈呈式

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

北千葉導水が4-5年続けてきた手賀沼での水草の再生の試みは去年で終了しました。

今年は植える必要が無くなったから余っている水草を譲ると言われガシャモクの会としては戴きに上がりました。

真冬の寒さの強い風の吹く中での贈呈式はかなりつらいものがありました。
ササバモ、エビモ、ホザキノフサモ、セキショウモ?もあるとのことですが、冬枯れで見えませんでした。13cmビニールポットで20ヶばかりを戴きました。

手賀沼には家庭排水で汚れた水をきれいにするために利根川の水が注入されています。
今日は毎秒8m3が入っていました。能力は10m3なので8割で入れていたわけです。初めは能力いっぱいでしたが最近は少なくしていたのにどうしたのでしょうか。

その注入口の沖合50m位の所に網で囲った空間を作りガシャモクはじめいろんな水草を植えて様子を見て来ました。
植えた年は良く育つのに次の年はたいてい姿を消してしまいました。水の中に懸濁しているシルト・ヘドロのせいなのか鯉かザリガニのせいなのか分かりませんが一夏限りで終わりでした。

このあたりの水には懸濁した汚れがいっぱい含まれていて、水草はすぐに泥だらけになってしまいます。谷津の流れの水草は時々ブラシで泥落としをして貰っていました。
手賀沼は浅いためか少し風が強く吹くと湖底の泥が巻き上がって水が茶色に変わります。
ここの透視度が悪いのは植物プランクトンのせいばかりではなく懸濁物質のためでもありそうです。

話がそれました、結局何年かトライしたけど、手賀沼の中で何年も続けてガシャモクが育つことはありませんでした。