マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

またテレビで一日

今日も良く分からない話を何度も聞かされました。

海水を入れれば冷却するからいいのだみたいな説明ですが、燃料棒が気中に出ているか水中にあるかは大きな違いがあるはずです。今の温度がどうなっているのか一言もありませんが、1号機みたいに2700℃とかになっているとしたら圧力容器の外をいくら冷やしたって危ない話です。
圧力は格納容器の値なのか、圧力容器のそれなのかもはっきりしません。温度もどうなっているのか誰も気にしてません。

タイヤ圧の5割り増しぐらいの圧の所に水を注入できないなんて素人がやっているみたいで信じられません。
関係あるところの温度と圧力の数字を公開して、こうなっているから大丈夫だと言って貰いたいです。

だいたい水素が外に出てくるのはその辺の隙間からだで済ませてしまって良いのでしょうか。

そして、ベントベントといっているけど圧力容器の圧を下げるためにガスを抜くとしたら放射線の濃いのを外に吐き出させることで、たまたま濃いところの測定したらものすごい値になるのは当然です。

現に、二百キロ弱離れた女川で検出されています。腑に落ちないのは福島では1015とか1200とかいう値なのに女川ではたった5μで十条規定?で報告したとか聞きましたが、同じ原発でも東京に近いところの許容値は緩いのでしょうか。聞き違いであればいいのですが。

また、被爆した人がいるのは1号炉の爆発によるとしていますが、このガス抜きでまき散らされた放射性塵でやられているのではないとどうして言えるのでしょうか。

中国の黄砂は海を越えて飛んできて洗濯物を汚すとか、40キロ風下の避難地で安全と言えるのでしょうか。

説明する方も、説明を受ける人も何が起きているか良く理解できてなくて、マニュアル通りのやりとりで済ませているみたいで寒くなります。あの人達がマニュアル無しで水を注入できるとは到底思えません。詳しい人にいちいち教えて貰わないとボタン一つ押せない人たちのように思いました。何も起きない時には優秀な人たちなのでしょうが・・・。

それにしても原発の何と脆いものか。津波地震が来たからといって、燃料棒の反応が止められない、そういう当事者を黙ってみているより手がないなんてとんでもないことだと思います。操作できなかったのでチェルノブイリになってしまったなんて言い訳が通りそうな雰囲気にあきれます。

安全です心配ないですと散々言ってきた責任はどうなるのでしょうか。

それとも、この分野の超ベテランがやってもどうにもならないのでしょうか。誰かが言ってたけど、順調に自動停止した健全な炉を稼働させ必要な電力を確保して、必要な操作をすれば簡単に解決するのではないでしょうか。それとも危なくて半年ぐらいかけて点検が済まないと再稼働は出来ないのでしょうか。