マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

マシジミとガシャモクの会総会

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しばらくお休みしていたガシャモクの会の総会がありました。

そもそもは手賀沼にマシジミとガシャモクを復活させようと言うことで生まれた会なのですが、最近はどちらも簡単ではないと言うことが分かってしまって、少し方向が変わった活動に向かっています。

ガシャモクは何度外に連れ出してもすぐに姿を消してしまいます。ザリガニや鯉、水鳥に食べられてしまいます。
庭の水槽でいくら立派に育っても外に出した途端にたべられてしまうので、どうやってももうだめだとあきらめてしまいました。

ただ、それではあまりにさびしいので、網の中で、手賀沼の水で、育てることを試しています。

シジミの方はどういう訳か台湾シジミに征服されてしまってしまって、今ではマシジミは裕福な個人の庭の生きたシステムに辛うじて生きのこっている有様です。

手賀沼の水に台湾シジミの赤ん坊が混じって、農業用水として配水されているので、手賀沼の水が配られているエリアには台湾シジミが住みついていることになってしまいました。

農業用水は夏の終わりには止まってしまって普通は干あがってしまうので、生きのこれない筈なのですが、用水の水路に湧き水が流れ込んでいたりして、一年中水があるところでは台湾シジミが生き残ることになります。

そういう中で昔々自分の庭の池、流れに連れ込んだマシジミの子供が、何年にもわたって子孫を残しながら生き残っていることが判明して、この子孫を本格的に増やしていこうという試みが千葉の中央博物館で始まっています。

さて総会です。

関わっている事柄の説明の後でガシャモクをテーマにした研究が報告されました。

何度か植えつけて失敗しているミニ手賀沼で生き残るための方策を探しました。

網で保護しないとあっという間にたべられてしまうことが確認されました。困ったことが確認されてもしょうがないのですが。

総会の前に実験池に置いてある鉢植えのガシャモクを確認したところ元気に育っていました。

3年間生き延びれば嬉しいのですが。実験池は地震のせいか壊れかけていました。もうそろそろ終わりとしませんかと言うことかなと思いました。