マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

籾摺り臼その後

いろいろある仕事の合間に少しずつ改善してきました。
改善したつもりだけかもですが・・・。

先ず、砕ける米の比率が少し多かったので溝の断面をなだらかにしてみたところ籾摺り率がかなり下がったので焦りました。

上臼の振れ止めを取り付けるため偏芯を少し改善しようと上臼の形を少しいじってみました。溝が無くなるぐらい削ったけど狙った効果は見られませんでした。よく考えたら上をいじっても効果はないことに気が付きました。
回転の傾きは下臼の芯が傾いているためであり上臼の回転の芯がずれているのは臼の形賀そうなっているためで、それを動かすには大規模な削り直しが要りそうなので諦めてこのあたりで終わることにしました。

各段階ごとに少しずつ試してみて効き目の程を確かめました。
左側が剥がれた籾殻、右はその残りです。
各段階ごとにほんの少し籾殻の、比率が変化しているようです。
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最後の段階で上臼を外してみたところ砕けた米が見つかります。
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そして試した米を全部まとめた写真です。それぞれの段階でまだ籾殻が取れてない籾は傾斜法でより分けてテストに使いました。
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玄米と籾の分別は昔は万石通しでやってたようです。今これを手に入れるのは難しそうなので度良い目の金網を探して傾斜を付けてセットし底に籾殻、籾、玄米の混ざったのを流すと玄米だけが篩のしたに落ちるはずです。籾殻は取り除いて置いた方が効率は良いかもしれません。

最後は取れた籾殻です。
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このあたりで最後のお化粧をして完成としたいと思います。