マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

オオカワヂシャ

ナガエツルノゲイトウの後はオオカワヂシャだそうで手賀沼にマシジミとガシャモクを復活させる会の会長さんが熱心に活動しています。

手賀沼周辺のあちこち川の中や沼の中を調べて、オオカワヂシャを敵のように抜き取っています。

今日は手賀沼に注ぐ二つの川の一つ、大津川の掃除の手伝いをしてきました。
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今頃のオオカワヂシャは芽生えて間もないのであまり大きく育っておらず丹念に探さないと見つかりません。悪いことに他の草と一緒に生えていることがあって草の群を見付けてその中から探し出すことになります。
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これらは花が咲いて実った種が水で流され水辺の湿った土の条件の良いところに着地して芽を出すようです。
幸い既に草の生えている河原の草地には生えていません。水で削られ新しくできた土の湿った表面、砂が流れ着いて水面から顔を出した州などに育っています。

まずいことに河原は大きく伸び放題に伸びた木みたいな枯れ草が入り組んでいて歩けないのと岸からでは小さな芽が何かは見分けが付きません。
ということで今日は川の中に入って土の土手を嘗めるように見ながら橋二つ分を歩きました。
見付けた若芽は丹念にむしり取り大きなネットの袋に集めました。



大津川田圃の中を流れる川で今は農閑期なので水量は少ないはずなのに結構な水深がありました。
水が蛇行するところはえぐられて恐いぐらいの深さになっています。
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大きな石を護岸のためにネットに詰めたのを並べたところがあってネットの中にいっぱい芽を出してるところがありました。ネットがオオカワヂシャの保護材になっていました。
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そして所々は柔らかい泥の上に砂が被っていて足が抜けなくなって転びそうになったりします。
胴長を履いて深い泥の中を歩くのはホントに重労働でした。
収穫は二人で小降りのレジ袋二つ分でした。根っこの泥はきれいに洗って軽くしてあります。
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