昨日大騒ぎして外してチェックしたペアガラスの１．３５ｍ幅の引き戸の動きが大幅に悪化してロックできなくなっていたので、一大決心して昨日恐くて外せなかった戸車を外して様子を見ました。
幸い長男が休みだったので助かりました。何しろ30kgを超える位のくそ重たい大きいガラス戸なので扱いが大変でした。
構造が分からなかったため要らぬ遠回りをしてあれこれやっているうちにやっと戸車が外せて様子が分かりました。
ここにも設計ミスがありました。アイデアはいいけど使われている素材のサイズがか弱すぎました。
戸車がギリギリの寸法の隙間にギリギリの厚さと幅ところにビス止めしてあって少し回転するように作られた戸車の軸受けをビスで押し出すことで高さが調整できるようになっています。
しかしこの部分の強度が弱く変形していました。薄いステンの板を折り曲げ合わせ目を一点の圧接で溶接してあるため変形を叩き直しているうちに外れてしまったのがありましたが処置無しでそのまま納めました。
苦労して重たい戸を動かしながらやっているうちに全体の構造が分かってきて、戸車の納まっている部材が取り外せることが分かりました。上下二つのガラスがか弱い枠で囲われビス止めしてある構造なので枠の一部を外すと不気味に歪みます。
全部の戸車のシャシーを叩き直して納めてしっかりビス止めして元に戻せたのはお昼近くでした。
動きもスムーズ、ロックも余裕で掛かるようになって大成功でした。
