マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

また台風

また台風が来るようでNHKが嬉しそうに喚いています。

今回も本体が来る前に大きな雨雲が半日以上前から雨を降らせてくれたお陰で予定していた畑の草取りが出来なくなりまた。

仕方がないので足の踏み場がなくなっている詐欺要部屋を少し片付けもう一つの緊急の宿題の籾摺り臼に取りかかりました。

頑張って稲刈りの済んだ田んぼで落ち穂拾いをして集めた落ち穂の泥を落とし良く乾かしてから手のひら脱穀をして確保した籾を使って試してみました。
思ったほど砕けた米は多くなくまずまずの効率でした。箕で籾殻を分別したところ芽で見た感じでは以前作った臼の結果と同じようなものでした。
と言うことは筑波の博物館に飾ってあった実物と似たようなものだと言うことが言えます。

籾の量を正確に測って定量的な籾摺り率を出しておくべきのような気がするので微調整が済んだら測ってみる予定です。
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ほぼ終わったところで上臼を取り除いた状態です。吸い込み、吐き出しは良好です。穂とんで吐き出されています。
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籾殻をより分けてみました。
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左の山が籾殻。右が籾と玄米の混ざったもの。千石通しかいい古いがあれば玄米と籾を分けることが出来るけど生憎今は無理です。
古代米なら色が付いているので玄米の比率が見えるのに今は無理です。

少し気になったのは初めの籾が飲み込まれたところで急に抵抗が大きくなることです。この時に苦炊ける米が出そうです。
下臼の溝は鑿で掘ったままで溝の肩が切り立ってました。ここに籾を噛み混んだらヘタしたら剪断されるかもです。

それは困るので溝の肩をバンカキで均してみました。

上臼の溝は回転の振れを減らすための調整であたりを採るため削っていったら前に掘った溝が殆ど消えているところが出ていました。
それでも籾摺りは出来ていたのでこのままでも良さそうだけど使うことですり減って籾摺りが出来なくなるのは困るので改めて掘り直すことにします。
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ということで完成までにはもう少しかかります。

3年待って貰ったことになるのかな。そんなに急がないという言葉に甘えて申しわけのないことでした。

ネットで見ると雨の中心は既に通り過ぎたみたいです。
風もそれほど強くはなく以外静かに済ませてくれそうです。NHKの話は余所の世界の出来事みたいです。