マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

嬉しい知らせ

先日送り出したもみすり臼の試運転の結果が届きました。

それによるとこの臼、ここで試運転していたときより数倍もいい働きを示しているようです。
ここで試したときはせいぜい2割ぐらいしか籾殻が取れなかったのに嫁ぎ先では一回で7割、二回で8割ぐらい取れているとか。
使い手が優秀だと道具は素直にいうことを聞くのでしょうか。
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この人、私と違う使い方としてます、連続して左に回すのではなく11時から1時の間を行ったり来たり往復させるちか。

そうすることでもみすり効率が上がって、砕ける米の量は減るらしくそんなに効率がいい道具だったのか感心してます。

この手の臼は大がかりにやるときは動力として牛に引かせたりしたと聞いているので一方向に回すものだと思っていました。
石臼も連続回転でした。回転の方向は左回しが多かったようです。

彫ってある溝も芯を通る直径ではなくそこから少し傾けてあります。上下に同じものを彫ってあるので上臼を裏返してした臼に重ねると、傾けた角度の二倍の傾きで溝の交点が中から外に向かって移動することになります。
その結果真ん中に落ちてきた籾が外に向かって送られるようです。

右回転したときのもみすり率が少し低かったことから解釈は間違ってなかったと思っていたのですがうまい使い方があるのならそれでいいのではと思ったりします。

嬉しい話でした。
働きがいいというのでいろいろご褒美を貰いました。
初めてのヒノヒカリとかいうスグレモノのお米はこくのあるいい味でした。