マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

高い授業料

田んぼの入り口に傾斜したコンクリート舗装の通路があります。
どういう訳か今度作ることになった田んぼの通路には割れ目に芽生えた榎の木がしっかりと根を張っていて車の通行に邪魔なので撤去しようと言うことになって、潤滑オイルタンクに開いた穴を接着剤で塞いだタナカの機械で始めました。

今まで何度も着られていたらしく株は太く複雑な形になっていました。途中までは大したこともなく進みましたがあちこち土を噛んだところを切らざるを得なかったため切れ味が落ちたのとガス欠になったので初日は終わりとしました。

次の日ちゃんと目立てをしてガスを満タンにして取りかかったところ切り始めてすぐ異常な振動があって切れ味が止まりました。
すぐに止めれば良かったのに何が起きてるか分からずしばらく無駄な努力を続けました。

こんな筈はないと目立てをして別なところを切ったけどさっぱり食い込んでくれません。

悲しいことに刃を見ても目が翳んでいてよく見えずマクロで撮したらおかしな筋がおかしな所に見えました。

その筋の後方には薄い膜みたいなのがめくれ上がっ手いるのが見えました。

イメージ 1

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思うに木の中にしっかり取り込まれた固い石ころ、砂利の粒を切ろうと空しい努力をして擂りへつたのだと思います。
昔、森友会の産みの親S氏がチェーンソーの刃は表面のメッキが命でこれを大事にしないといけないと言ってたことがあります。
その時は信じられなかったけど葉の先端の筋があるところではいくら目立てをしても全然切れずに滑るような感じでした。

仕方がないのでヤスリで落とそうとしたけど2mmぐらいあるのでダイヤモンドのドリルみたいな道具で研いだけどさっぱり。
仕方がないのでサンダーで筋のあるところを落としてから目立てのドリルを回し最後に手で研いだら少し切れるようになりました。

このチェーンは25APのピッチの狭い刃の多いものなのでとても時間が掛かりました。
さらに悪いことに取り替えたばかりの新品の刃の仕事始めがこの木だったので被害は甚大です。

幸い修理したオイルタンクはまだ異状は見られません。何とか使えそうです。

反省としては異常を感じたらすぐに降参して良く見ることだと痛感しました。