マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

IH炊飯器の分解

炊飯器がおかしくなって蓋が開かなくなって。

炊飯時に圧を上げるためのバルブの働きをするステンレスのボールを保持できなくなったのに無理矢理といだ米をセットして蓋を閉めたみたいでいくら蓋を開けるボタンを押しても開かなくなってしまいました。

水と米の入ったままゴミに出すわけにも行かずばらそうとしたけど何とも刃が立たず。

それからそれを開けるため二日がかりで格闘しやっとの事でこじ開けることが出来ましたがあちこち破壊することになって。
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このての商品は一見どうやって組み立てたのか分からないけどそのうち何とか見つかりますが今回は数時間悩んでも解決できずとうとうあるところを壊してしまいました。

今までの製品はしっかりビスで留まっていたけどこれはプラスチックのたわみを生かして隙間に押し込んで止めてあるところが数カ所ありました。いくら探してもビスはないけど無理矢理引っ張り出すと出てきました。

一番驚いたのはガッチリしていると思ってた炊飯器が蓋と本体容器だけが強度のあるステンと鋼で後は薄い鋼板とプラスチックで出来てました。

発熱体はニクロム線ではなく細いメッキ銅線で作られた籠みたいなコイルが中途半端な位置にテープで留められていたみたい。
押さえる部品に磁性体みたいなのがあったけど理屈は分かりません。
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大小の圧力センサーがありました。どうして二つあるのかは分からず。
温度センサーもありました。

時計や色んな仕事をさせるための立派な基板もありました。大きなヒートシンクも。それを動かすボタン電池もついてました。小さいファンも。

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この電池はコードを差し込めばいつも充電してるのでしょうか。壊す途中も時計は見えてました。

分解が済んだらプラスチックが大変嵩張っていました。
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3合ぽっちの米を炊くのに小一時間たっぷり掛かる機械が意外と金属以外が頑張っているのに感心しました。

蒸気を閉じ込めるパッキン類も健全でした。