マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

バンカキ作り

使いやすいバンカキが欲しいという木工塾生の要望に応えて鋼を探し素人鍛冶屋で試してみました。 鍛冶屋さんと言えばトンテンカンの音がするし炭火で火を起こして鋼を真っ赤に加熱して叩いて好みの形に成形し生意気なことを言えば鋼の中に固溶している成分をうまい具合に均等に固溶させてやって焼きを入れたときに固い焼き入れ組織にしてやることが要求されます。

その上今回手に入った鋼は少し厚みがあって刃付けが難しそうだったので少し叩いて薄く延ばすことにしました。加熱すると鋼は酸化して錆が出来て薄くしようとたたいていると鋼に傷が入ります。傷が入ると刃に傷が入って木を削ったときに傷が入ります。傷のない刃を作るのが難しいけど何とかしないといけないので頑張るより手がありません。 今日は時間切れで刃つけの一部が未完成だったけど火事にもならず怪我も火傷もせず切れ味のよさそうなバンカキが出来そうで良かったです。

筋のいい若い塾生がいたので今後は老人が出ていく必要が無さそうでよかったです。。よかったよかつた。