マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

羽田空港

羽田にカーナビの付いた車で人を迎えに行ってきました。

事前にJALだと分かっていたので何とか駐車場にたどり着くことは出来ましたが、エアラインと駐車場・ターミナルの情報はどこにもありませんでした、気が付きませんでした。

ターミナルに行くのに何階が一番良いのかを探すのに手間取りました。何階に通路があるかが8km/hr程度で走っているのに全然分かりませんでした。助手席にも運転が出来るのが座っていてもう少しゆっくりとかわめいていましたが結局渡り廊下がかかっているのを目で確かめてこのあたりだろうと見当をつけてやっと4Fにたどり着きました。しかし、知っている人は知っているで、4Fはすべて「満」のランプがついていました。

仕方がないので一回りして確かめようとしたら真ん中あたりで一方通行だからそっちには行けない状態になり変な走りかたわしながら4F全体を確かめました、そして上か下かに行こうとするわけですが、普通に考えたのではそう簡単に行ける訳ではなく慎重にサインを確認しながら走ることになります。
途中何度も左右からくる車を確認しないといけないのでヒヤヒヤ運転が続きます。

今回は上を選択して5Fに行きました、幸いエレベーターの近くが空いていたので助かりましたが、どちらが空いているかの情報はどこにもありませんでした。4Fがフルだというサインも行くまで分かりませんでした。

結局空港中央の出口を出てから18分ぐらいかかってやっと駐車することが出来ました。

さてエレベーターで5Fから4Fに向い、到着ロビーに行くわけですが、常識がないためかしばらく出発ロビーの2Fでうろうろしてしまいました。通路を渡っている間にこれから何階に行かなければいけないのかは教えて貰えませんでした。

何とか出迎えることが出来て、さて駐車場に行こうとすると連絡通路の階数は4Fではなく3Fとなっていて戸惑いました。

日本人はみんな頭がいいのか、私が少し足りないのかしばらく悩んでしまいました。

料金を払ったカードをそのあたりに置いておいたらゲートはすんなり開いた(これはすばらしいです)ので、帰路に就いたのですが、首都高に乗るまでは確認できましたが、とっさに目に入った矢印に沿って曲がって走り出したら、そっちは横浜川崎だよと言われてしまいました。
間違った方が悪いのは認めますが、駐車場を出たばかりでレーンを二つ跨いで左に移動し、やれやれと思う間もなく殆ど真上にあるサインの横浜か千葉かを読みとれと言われても動いていたので不可能でした。
恥ずかしながら前にも同じ間違いをしたことを思い出しました。その時は工事用の隙間でUターンできたのですが、今回はそう言う場所は見あたらず、カーナビの言うとおり暫く走って浮島で降りて、大師河原まで観光ドライブをしてしまいました。

ここからが言いたいことのポイントです。

たまたまロスアンゼルスに仕事で滞在したことがありますが、その時車社会で仕事をするには車の運転は必須と言うことで、運転免許を取って、でっかい車を買い運転技術を身につけるべく努めました。
運転はなんてこと無かったのですが、戸惑ったのは車線の引いていない駐車場などで車に出あっときにとっさに逃げる方向が相手と同じ方向だったことです。つまり右側通行にはしばらく慣れずに広いところや交差点で左折するとき等、入る車線を確認しながら走りました。もう一つひやっとしたのはあっちの人は自分の前に車が割り込んできてもブレーキはかけないと言うことです。人の権利は徹底的に尊重するのかなと思いました。その結果は日本的な運転をすると確実に追突されると言うことです。
日本からの出張者が追突されて亡くなったことがありましたが、そのあたりが原因ではないかとおもっています。

長くなりました。
少し運転できるようになると空港に日本からの出張者の出迎えに行けるようになることが求められました。時差のひどい西海岸に出張してまともに仕事をして貰うためには慣れない国に行くというストレスを少しでも少なくして上げようという昔の元気な企業の
大体の話を聞いて決死の覚悟でトライしたところ、それまでに学習した知識だけで、7つあるターミナルの配置や、そこに隣接している駐車場にすんなり入ることが出来るようになりました。エアラインと便名が分かれば7つあるどの駐車場・ターミナルに行けばいいかが、始めての人にも動いている間に分かる様になっていました。始めての空港に行ってもこのあたりに掲示板がある筈だと言うところに必要な情報が用意してありました。

こういう風にやればいいのだと分かれば、どの駐車場も同じルールで利用できました。今どこにいるのか、どっちに行けばいいのかが、来たばかりの外国人にも分かるようになっていました。駐車場に入るのも、出るのもひやっとすることなく行きたい方に行くことが出来ました。
ロスアンゼルスの高速道路はフリーウエィと言われていて料金は取られません。その走り方も一つルールを覚えれば自然に乗り降りできるようになっています。
日本の道路は空港ばかりでなく、首都高も良く分かった人には便利になっているのかも知れませんが、紅葉マークのドライバーには大変難しいものです。

どちらに行けばいいのか、今どこにいるのかが普通のドライバーに分かるようなサインは必須だと思うけど金を取っているのだからその情報を提供するのは義務だと思うのに、そうはなっていません。
走り方のルールも原則はあるもののそこに行くまでどうなっているかは分かりません。突然反対側まで車線変更をしないといけなかったりします。
偉い人は頭がいいらしくそんなこともわからんのかと言うことで作っているのでしょうが、どうして普通の人が安全に走れるような道路が出来ないのでしょうか。

そのあたり日本の人は寛大で、誰もそんなことに文句を言う人は少ないようです。。

言っても何にも聞いて貰えないので、諦めてしまうのかも知れません。

あまり建設的でないふさわしくない話になってしまいました。
スミマセン。