あるところの大きな池の、水草とザリガニの相関関係を調べようと言うことで大きいザリガニネットを池の底にセットするお手伝いに行ったときに、そこのゴミ捨て場に捨ててあった見慣れたものを見つけました。
刃物に執着している身としては捨て置くわけには行きませんで、大切に回収してきました。
見慣れた形の柄が紐でくくってあって刃の付いている片端は新聞紙で見えないように包んでありました。
開いてみたところ案の定立派な使い古した鎌がでてきました。
刃は丸くなっていて切れ味がよいとは思えませんが、致命的な欠陥は見られませんでした。
そこで、サンダーですり減った刃を研磨し簡単に水研ぎしたら十分使える質の高い姿に戻りました。
良かった良かったで終われば良いのですが、ちゃんと使えば終生使えるものが捨ててあることがどうしたものかと考えてしまいました。
これだけのはものを使ってやるだけの仕事をしていた人が年を取ったのでいなくなったということかなと思いました。
としたら、今はその仕事は止めにしてしまったのでしょうか。
草取り用の小鎌も2丁入っていました。
草取りのされていない、荒れ果てた畑か、植え込みが草ぼうぼうになっているのでないかと心配になってしまいました。
エンジンの付いた刈り払い機を買って貰ったので要らなくなったと言うのであれば心配しなくてもいいのですが・・・、そう言うことにしておきましょう。