マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

漆を塗りました

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雨が降って湿度が高くなっているようなので、延び延びになっていたコネ鉢の漆塗りをしました。

台風が来るというので、トマトの苗が風で痛めつけられるのは辛いので、しっとり濡れながら仕事をしてきたのにそよとも吹きませんでした。ま、ありがたいことではあります。

お陰で漆が乾いてくれそうなのでこれまたありがたいことです。

コネ鉢なので、実用一点張りで行くことにして、しっかりと生漆を擦り込むというか、ゴム手袋の指の腹で伸ばしました。そのあとで普通は拭き取るのですが、ここは丈夫な器を狙って立派な漆の皮膜を作ってやるべく拭き取りません。

ついでに今まで木型芽でばかり仕上げていたぐいのみにも漆を塗りました。
こちらは塗って擦り込んだあとで、良く拭き取りました。木がためを塗ってあった物は特に染み込まないので、殆ど残りません。何回も繰り返すことになります。そのうちいい味が出てきます。

そして、黄檗のサンプルとして見てもらうために木がためでも仕上げます。
またまたぐいのみですが、赤いのがアカギ、薄く赤いのがヒサカキ、灰色が、シロダモです。
シロダモの手触りは良いのですが、榎と一緒で酵素が酸化して・反応してどんどん色が変わっていきます。もっこくは赤くなるけど、シロダモはネズミ色に汚れていきます。
前にも書きましたが、水をあげる前の乾いている内に切って寒い内に加工すればきれいなのが出来るのではないかと思います。

漆を塗ったけど、あまり変わっていません。
黒いのが栴檀、次がシロダモ、明るいのがヒサカキです。