終わりました。
いろいろ準備して若い学生相手にマエガンナを使って貰いました。
怪我をしたりしないかと心配していたのが杞憂だったのが嬉しいです。
それに、木工塾でもまともにマエガンナを使える人は数えるくらいしかいないのに今日の学生さんは落伍者無しで、若いものも捨てたものでないと思いました。
困ったのは時間が短かったことです。
マエガンナはいずれにしても加工の途中で使う道具なので、マエガンナを使えるようになってもものが出来上がるわけではありません。
それに時間が短いとあっては尚のこと作品をもって帰るのはとうてい無理な話で、それが残念でした。
外側の加工も出来ませんでした。
時間も道具も足りなくてぐいのみ作りとしては中途半端なものとなりました。
ということはぐいのみ作りは意外と大変な道具と時間を必要とするかなりの作業だと云うことかと再認識いたしました。
その意味で、次回のスプーン作りはもう少し工程が短くて最後までいけるはずなのでそういう心配はしなくても済みそうです。
秋岡コレクションの引力は昔の木工塾の大先輩たちをも引き寄せました。大先輩に変テコな自作の道具を見てもらうのは気が引けましたが、今更取り繕ってもしょうがないと考えました。
手仕事道具の世界として秋岡コレクションの展示がここの工業技術博物館で行われます。11/2-22で、21日には江戸鍛冶の左久作の話を聞くことが出来ます。午後1時だったと思います。
ワークショップの記事は
http://blogs.yahoo.co.jp/shibyamokko/46238306.html
でも紹介されています。