手賀沼の水面が光って見えるSさん宅には孟宗竹の斜面林があります。
手入れが行き届いていて、いわゆる傘をさして通れる状態になっているので、毎年立派なタケノコが出来ます。
今年も剪定の季節となりました。
少し斜面が急なのと民家が迫っているので、高いところにロープをかけて倒れる方向を調節しながら倒します。
倒した竹は枝を払って、根本の肉の厚いところは竹炭にして、肉の薄いところは稲を乾かすハザに使います。
今年は竹だけでなく榎の大木も少し切りつめました。
高所作業の得意なT親分が命綱をつけてチエーンソーで切り落としました。斜面に生えている木に登ると斜面の下からの高さは想像以上で足がすくみます。上から見ると大した高さでなくても、下から見るとそびえています。
榎はすぐに変色してしまうので、急いで加工する必要がありますが、漆を塗ると独特の艶というか肌の味が出ていい器が出来ます。是非暇を作って加工したいものです。