マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

大堀川の水質調査

どういう訳か、真冬の水に触りたくない時に県から水質調査の依頼が来ます。いろいろあるけど今まではまじめに対応してきました。

今年は今まで違うところの水質を調べようと言うことでかなり上流まで足を伸ばして試料を取り、パックテストで調べました。

バブルの時代に戸建て団地を造ってきれいな小川に家庭排水を流し、下流手賀沼を駄目にしてしまいました。
しばらくの間、手賀沼は水質ワーストNo,1を続けてきたのがそうでなくなったのは流れ込む水質を良くしたわけではなく、利根川の水を分けて貰って手賀沼に注いで汚れを薄め、濃いところを利根川に押し出したことによります。

数年前にTXが出来て、付随して開発された宅地、団地と下水道のお陰で配水の質は少し良くなりましたが、同時に水量も少なくなってしまって、困ったことになりました。

そこで利根川の水を松戸の坂川に流す途中で大堀川にも少し分けてやろうと1m3/secほどを流しています。
お陰で何とかなっていますが、大堀川にはその放流口の下流にも家庭排水の流入口がいっぱいあって汚れが流れ込んでいます。

どういう訳か排水の規制値のレベルはとんでもなく高いので、汚れた水が流されていてもそれを咎めることは出来ないみたいです。

そして有り難いことに大堀川の土手が全部コンクリートになっていないせいか、下流に行くほどCODは低くなっていました。
3尺流れると水はきれいになると言われたのはまんざら嘘でもないようです。
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