マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

お湿り

待望のお湿りがあったお陰で森の測量が中止となり木工の時間が出来ました。

たまたま手元にあった夏みかんの幹の皿を完成させました。
柑橘類の幹や枝は堅くて粘りがあり、木理も細かく使える材です。

難点はラワンみたいにあちこちに逆目の筋が入っていて、薄く薄く削らないとむしり取ることになることでした。

木目は目立たなくて白い肌がきれいです。

寸法は前に作った桑の皿と似たようなものです。
イメージ 1

イメージ 2


皿の後はぐい呑みです。内側を掘ってから暫くほったらかしでからからに乾いていて削るのが大変でした。

外側は鉈で荒削りした後で鉋で削ります。中から押さえて万力で締め付けておいて鑿を使う方が苦労しなくて済みます。

形が出来たら丸鑿で化粧削りをしたり、溝付きの刃をつけたバイオリン鉋で仕上げます。

仕上げは木固めか生漆です。
イメージ 3



まだ時間があったので、オガから切り取った鋼片をグラインダーで削って成型しました。
次はトーチランプで加熱し、叩いて曲げてから焼き入れをします。今日は寒さが厳しかったので外に行く元気がなくて次のチャンスを待ちます。
イメージ 4