綿の種を蒔くことから始まって、花を咲かせ、実のった綿の白い繊維を収穫し、ゴミを取ってきれいにした後で、綿繰り機で種を取り除き綿打ち屋さんに頼んで紡げるようにふわっとした綿にしたものをもとに糸の紡ぎ方を教えて貰いました。
それらのそれぞれの行程で大切なポイントを教えて貰ったのにその意味が理解できずにまともな仕事が出来ませんでした。
今のところの目標は自分の育てた綿を使って太さの一様なきれいな糸を紡ぐことですが、如何にきれいな実を、正しいタイミングで収穫するかが結構大変で、予想以上に糸の出来上がりに影響するかが最後の日に体験してきました。
つむぐ前の綿・しのの出来が糸の紡ぎやすさひいては糸の質に効いてきます。
先輩さんの今日の糸紡ぎの手元を見て貰います。軽い糸車の二人と紡ぎ車の二人の鮮やかな仕上がりです。
紡ぎ車の回転数はかなり早いので、あっという間に長さが稼げます。骨董品の車でもちゃんと仕事が出来ていました。
余裕があったら作ってみたいと思いましたが、綿操機が頓挫している現状情けなくて考えることも許されないような気がしています。
最後のお茶は前回にもまして豪勢なものでした。
終業式のお赤飯がでました。
美味しいおせんべ、手作りの羊羹、
食べかけで失礼します。
制作途中の小皿の一次査定は無事合格しました。これ以上黒くしないで仕上げるようにとのことでした。
前回見せてもらった先生の美事な手紡ぎの糸と、染めの様子です。