寒さにやられて土に隠れていないところはあやしげな具合に変質してきてます。土の中はまだ大丈夫なのでせっせと切り干し大根を作っています。
今日はそのお手伝いをしました。
まず皮むき。
ダイソーで新しいピーラーを買って自宅で試してみてから持って行って大根の皮を剥きました。
自宅で剥いたときはやたら厚く剥けるピーラーだなと思ったけどファームの大根では丁度良い感じでした。
あまりに厚く剥けるので刃の前の金具を少し下に押し曲げたのが効いたようです。
もう一つは剥いた皮があちこちに飛ばないようにとプラスチックの部品が付いていました。
使ってみたら少しはおとなしくなったけど数は少なかったけどあちこちに飛び散っていて100点ではありませんでした。
これの刃の出方は少し出過ぎていて切れ味が荒っぽかったことが原因かも。
元からファームにあった皮むきはかなり使い込まれていたようで非常になめらかでおとなしい切れ味でした。
そして分かったのは皮むきは鉋と同じだと言うことです。
刃はちゃんと切れないといけません。
そして切れ刃前の金具の位置が鉋の刃の出し具合に相当していて刃を出し過ぎるとうまく切れません。
鉋と少し具合が違うのは台の長さが皮むきは非常に短いのでナイフや鉈のように刃の傾きを変えて食い込み量を少し変えられると言うことです。
皮を剥いた後は厚い銀杏に切って天日に干しますが切るときの包丁の刃の付け方も切れ味に影響していました。
刃先が鋭く研がれていた方がいいのは当然ですが、刃先の幾何学的な形が効いていることが分かりました。
大根だから刃が薄くてスパスパに研いでおけば楽に切れるかと思ったけど違いました。
使い古されたある包丁が、ダイソーで買ってちゃんと研いだのより楽に切れて驚きました。
厚さ1mm以下の鋼の板なのにどうしてこんなに差が出るのか不思議です。
是非これの形を調べて楽に切れる包丁を多数作れるようにしたいものです。