マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

横浜のマンション

最近やっと核心に迫りつつありますが今までの新聞やテレビの記者さんはもっと勉強しないといけませんでした。

杭を作るには支持層の深さを確認した上で乗っかる荷重を求めて杭の太さや肉厚を決め支持層に十分届く長さの杭を一本一本注文します。途中で肉厚を替えたりもします。

杭を作る方は杭の細かい仕様に沿って作ります。鋼管の場合はホッとコイルを圧延するところからはじめます。すなわち杭はあるところに使う目的で作られたとしたらその他に用途にはまずは使えません。

とんでもない無駄を承知なら流用は出来ないことはないけど普通かつかつで仕事をしているのでそんな無駄は出来ません。

それなの当初はホームセンターに行って杭を買って来れるかのような論調で解説されてました。

杭の長さも初めのうちは一言も触れませんでした。
杭の太さなどの寸法も説明無しです。
杭の材質もコンクリートなのか鋼管なのか一言もないのはそんことは大して問題ではないと言うことなんでしょうか。

悪名高い秘密保護法はこんな情報も隠してしまってマンションの評価をさせなくしているのでしょうか。
この手のマンションには今はどんな杭が使われているのかは昔関わっていたことから興味ありです。一頃よりかなり節約されているのかなと思ったりしています。

そして現場責任者に責任を負わせたがっているけどこの手の処理は現場責任者の判断でできるものではなく責任のなさそうな顔をしている偉いさんが十分承知しています。普通は偉いさんがOKしないごまかしはあり得ません。よっぽどいい加減な会社ならあり得ますが普通の会社は一担当者がそんなことは出来ない仕組みのなっていました。

どうして短い杭を作ってしまったかですが、このあたりは担当者いい加減さがあそこが16mだったからこっちもそれで良いだろうといい加減な推定をした可能性はあります。それでなくても出来るだけ材料費は節約するようにとの圧力が掛かっているので短くするとほめられるはずです。 
今になって長さが足りないと言ったりしたらどやされて聞いて貰えないと言ってましたがそういう雰囲気は当たり前なのだろうと思います。
昔は駄目なものは駄目だといって頑張った技術者もいたけれど今は昔なのでしょうか。

NHKが最近この問題をあまり取り上げなくなったのは経団連の偉いさんに追求が及ぶことが分かったからなのでしょうか。