マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

お盆の修理他

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夕べ書いたはずなのに途中で眠くなって何処かに流れていってしまいました。

改めて書くことになります。

元気おばさんの鑿跡がが鮮やかな使いやすいお盆ですが、薄くなりすぎたのか元々割れが入っていたのか、落とすたびに割れてしまい、その都度ツリロンで着けてましたが4回目ともなると何とかしなければと考え、布を着せることにしました。

麦漆を作って余り物の布に塗りつけ割れたところに裏表から貼り付けました。漆と小麦粉と水を加えて良く練り上げるとよいとなっていますが、布切れにこの様なものを塗るのは技術がいります。きれの芯まで漆でぬらさない方が強いとか以前漆塗りのプロに聞いたような気がしますが、ちゃんと着いていないと布が浮いてしまって見た目も良くありません。

乾いたらサンドペーパーで研いで、更に拭きウルシをかけます。
見てくれはしょうがないものになりましたが、これなら落としても割れなくなったと思います。

もう一つは製材やさんの土地を買った人から使わないかといって分けて貰った、土地を空けるための放出された古い欅の一部を使って削りだした皿です。

製材した角材を白たが無くなるまで腐らせ、赤ただけを使うべく長期間あまざらしにしていた材はすっかり古びていて、とうてい使えそうに無いという外観を呈していましたが、表面を少し削っただけで欅の良い色が出てきます。

きれいに仕上げて漆を塗ったら複雑な木目が出てきました。