マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

第三回湖沼生態系再生研究会を聞いてきました。

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今回は夏休みの季節のせいか、暑さのせいか電車のトラブルのせいか参加者が少なかったようです。

今日は千葉県の印旛沼での植生再生の実験の紹介、
埼玉大のザリガニは水草を食べるか、何時どのように何から先に食べるか、
事務局の琵琶湖の水草問題

を冷房の効きすぎた寒い立派な階段教室で聞かせて貰いました。

印旛沼では
水草の埋土種子はある。
現在の水質でも発芽(成長も?)は可能。
発芽時には動物の影響あり(ここではエビが影響しているようだと言うことでした)

ザリガニは水草を食べるようです。
好き嫌いはあるみたいで、シャジクモは一番にやられます。ガシャモクが試されていなくて残念でした。
水草だけでテストしていたけど、もっと美味しいものがあったときにどうなるかは今後の課題と言うことのようです。

琵琶湖ではお置き簿な渇水の後で水草がよみがえったとそうです。といっても昔とは少し違っているようです。
生えすぎて漁業が出来なくなって問題となっているとか。

これらの話から言えることは、埋土種子を使ってうまくやれば、昔は得ていた水草を発芽させることは可能であるということです。
問題はその次に起きることで、次の年の春先に美味しい芽を出したときにどれだけ生き残れるかだと思います。