竹林の剪定
いつもの竹退治の林とは別な町中の竹退治の話です。
毎年美味しいタケノコをいただいているSさんの竹林の剪定をおこないました。
最近、周りに家が建ち並んで、手賀沼斜面の竹林もどんどん追いつめられています。
落ち葉も落ちるし、風通しも悪くするしでせいぜい綺麗にして置かなくてはと言うことと、ますます立派なタケノコを生やそうと言うことで、完璧な間引きをしました。
隣の竹との距離、混み具合、竹の年齢、形などを考慮しオーナーに加えて数人で切るべき竹を選定していきました。いわゆる番傘をさして通れる程度にするのが良いとか言われています。
隣の民家が近いのでそちらに倒れないようにとロープで引っ張りながら切りました。
竹をひきとけ結びで縛り3.5Mほどの竹の先に引っかかりを作って結び目を上に持ち上げてやると4Mぐらいの高いところをロープで縛ったことになり、これを引っ張ると効率よく倒れる方向を制御出来ます。
切断にはエンジンチエーンソーを使いました。しばらく続けた我孫子の竹林での竹退治の技が役に立ちました。
切った竹は竹炭の原料になります。ドラム缶で焼き始めて5-6年目ともなると何となく窯の中がどうなっているかが推定できるような気がしています。
集めた竹酢液は薄めて如雨露でかけるとアブラムシにやられることがないと立派な空豆を分けて貰ったことがあります。
トラストの有志で、頑張ったお陰で暗くならない内に完了しました。
竹の枝も綺麗に束ねてサツマイモ畑に運び、灰にすることになっています。
全部終わって全員でご苦労さん忘年会にお招きいただき美味しいお酒を楽しみました。
来年の美味しいタケノコを期待する事にします。