マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

置戸 器作り二日目

どういう訳かまたノートPCが壊れてしまいました。

つないでいたHDDを元気なPCにつないだらなにやら魔法がかけてあるみたいで、赤くなったり黄色くなったりいつまでたっても繰り返しが止まらず、読めません。
ということで、昨日までの写真が見えない状態になっていて、ワークショップ二日目の写真はなしです。読めるようになったらアップします。

食事は自炊です。幸い塾生に名人シェフがいるので味は保証付きなのですが、睡眠時間を削っての調理となり、負担が大きく他人事ながら大変でした。

そして、同じ場所で鑿を使うのでホテルと違っていくら前の日にしたたか飲んでくたびれて寝たとしても時間には起きないといけません。結果としてたたき起こされたみたいな日が二日続いたことになります。

削る手応えが外丸みたいな内丸鑿を何とかしたいと頑張ったけど、さっぱり言うことを聞いてもらえませんでした。

その鑿でたて木に穴を開けるのは辛かったので、ドリルビットで下穴を開けようとしたけど、持参したドリルの力不足で手首が疲れてしまい二つ目にはギブアップしてしまいました。ビットを研ぐ元気もありませんでした。

それにたて木の長さが長すぎて初日は途中で長さを着る余分な仕事が入って混乱したので、初めから半分に切ることにしました。
それに一日コースなのに横木で作りたいという人のために横木も準備しました。
そんなことをしているうちに時間となりました。

残念ながらバンカキを研ぐ時間がとれませんでした。せっかく安いサンダーを買って持参したのに使わずじまいでした。

新しいバンカキは刃が湾曲していて、角度が90度以下になってしまい、逆目を削っているみたいにうまく削れないことがあります。

角度を130度とか言う緩い角度にしてやるとスムーズに削れるのに惜しいことだと思いました。

生木なので、刃が切れて木目が意地悪でなければバンカキは成形用に十分使えます。現に外側の加工にバンカキの使い方を指導していた塾生がいます。

半分の参加者は二日コースで落ち着いていましたが二日目の一日コースの人も初日みたいに興奮はしませんでした。
しかし、終わる前に木固めを塗りたいとなるとやはり忙しくなります。

T先生によれば木固めは一晩乾かさなくても塗装の間隔を15分ぐらいにあければ複数回その日のうちに塗ることが出来るということです。
初日に縁が割れた人がいたので割れ対策もあって3-4回塗りました。次の日乾いてみたらあちこち艶ありになっていました。

全員が自分の器を完成させ二日目も無事終了しました。