棉繰り機のロールの端っこにはスリップ防止のためのギヤが付いています。
ギヤだけを作って取り付けた方が簡単かも知れませんが、一本の木から削り出すことにしました。
ロールはピッタリ触っているようなのでその状態で歯の高さだけギヤの部分は太くしておかないといけません。
軸受けの窪みも作っておかなくてはなりませ
ろくろの腕がないので物差しを使っても思ったような寸法にならなくて参りました。
ギヤの歯の数は5枚もしくは3枚が多いようです。5枚は調整が面倒だとか。歯の厚さも薄くなるので、3枚でいくことにします。
3枚でもスムーズに回るようにするためには常に歯が触っている必要があります、と言うことで1/3
ずつを分担させることにしました。
インチキ製図で3等分してテープを貼りました。テープの幅が広すぎますがねじ山の頂点の寸法だと言うことにします。
慣れないろくろで削ったら中で腐ってました。3本削ったら少し慣れましたがまだまだです。
歯はどうやって削ろうか思案中です。鉄の歯車は角張ってますが、ネットで調べた棉繰り機のそれは滑らかな優しい形です。面接触ではなく線接触みたいな雰囲気です。その奉加帳生は簡単だと思いました。
明日は竹炭焼きの先生をすることになっています。
あまり早起きをせずに夕方早くに終われるようにしたいものだと思っています。