梨の器に漆を塗ってます。
バンカキの跡が目立つので先に行けません。
決心してバンカキで削り落として、塗り替えたけど漆が黒くなったらまた致命的な跡が現れてまたやり直しです。
シデの器も同じことですが、こちらは目をつぶることにします。
バンカキの刃の形を器に合わせることと、刃の研ぎ方に気をつけることが必須のようです。
半生の時にはサンドペーパーのかかりが悪くうまく消えてくれません。水研ぎをすればいいけど濡らしたくないのでもう一回バンカキをかけることにします。
漆を塗る前にバンカキの仕上がり具合が分かればいいのですが、視力が頼りない上に指先の感覚もそれほど良くないとなると何かを塗ってチェックするのが良いかもです。
今回は頑張ってバンカキのやり直しをしました。でも前回の跡がなかなか消えず、切れない刃物で削ると表面だけでなくかなり内部まで組織が乱れていることが分かりました。
漆を塗りましたが、寒いせいかなかなか色が変わらず、明日まで待たないといけないようです。
シデは2回目、梨は一回目、明日が楽しみです。