マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

キャブレターのお勉強

雨が降るから今日の森友会は中止であるとのメールが入っていて、チェーンソーのお勉強です。

安全な切り方や危険な切り方を見ているうちにどんどんテーマは変わっていってどんどん時間が過ぎていきます。

でもとうとうキャブレターの説明図を見つけました。


キャブは人工心臓みたいなもので、動力はクランクケースの中の圧力の変動を使います。排気ガスの圧力かなとも思ったのですが、もっと穏やかな圧の脈動をパルスパイプでポンプダイヤフラムの背面に導いて、薄いゴムの膜を前後に動かしてガソリンをタンクから吸い上げます。
吸い上げられたガソリンはメタルダイヤフラムの真ん中の突起がバネで押しつけられて流れを止めているインレットニードルを一瞬押し上げて更に内部に送られます。そしてアイドリング用のLと高速用のHスクリュウからエンジンの中に吸い込まれていきます。

この二つのスクリュウの調節がちょっと厄介でもう一つあるアイドリングのスクリュウをどこで留めるかがポイントとなります。メーカーによって規定の位置が違うので覚えるまでは、軽く閉め切って、1回半戻しのあたりから調整を始めます。
Lは少し少なめから初めて最適位置を見つけ1/4位弛めて少し濃い目にするそうです。
Hは仕事をする高速回転用なので大事ですが、高速で回しながら調節する必要があるとかで規定値で止めてます。
厄介なことにこれを絞りすぎてガスを薄くすると回転が上がりすぎて焼き付いてしまうとか。少し濃い目にすべしとありました。

ヘタをするとアイドリングですぐ止まったりチェーンが勢いよく回って危なかったりアクセルを引いても一瞬息をついてから回り出したり、高速の回転が上がらなかったりします。

焼き付きの原因は軽負荷高速回転で潤滑切れ、オーバーヒートのようです。切断するのでは無しに、切断面を平らに均す”ブラッシング”をやったらおかしくなったという人がいました。それほど長時間やってないのにと言い訳してましたが負荷が軽いとガスも薄くなって混合油の油が不足するのでしょう。

雨降りは木工のチャンスでもあります。
でも、木に触ったのは夜も遅くなってから。二つ目の小振りのこね鉢に漆の1回目を塗りました。

イメージ 1