マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

南部ふる協主催の里山管理講習会・実技編

先日の大雪の日に座学編をやって、大雪で車が動きにくいのに20人の参加があったとか。

今日はその時やり残した実技編をやりました。

申し込みを往復葉書で等と言わなかったせいか地域の人達の意識が高いせいか、今日の参加者は30名ぐらい異常なぐらいの大人数でした。
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ナンブ近隣センターの前の杉林で下刈り除伐を森友会のメンバーでやって見せて、やって貰いましした。

多数の参加者がいたわりには皆さん意欲満々で初めてみたいなのに次々に刈り払い機に手を出して実演していました。
刈り払い機は使い慣れないようで地際で切るのが難しかったようです。後で手鋸でせっせと切っていたので短く切る意味が分かって貰ったと思います。

ついで刈り払い機では無理だった木をチェーンソーで切り、切ってもらいました。
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切ることに夢中になって倒れてきた木が自分当たりそうになっても逃げない人も居ましたが、皆さん意欲があるので慣れれば旨くなれると思いました。
また正規な講習会を受けることも勧めてあります。

その次はチルホールの実演です。

チルホールが必要ではなかったけど欠頂木にロープを掛けて厚いツルをつくり力で引き倒しました。先日の伐倒でもツルを弱くしすぎて危なくしたのでツルを利用しながら倒す事を強調させて貰いました。

最後はもう一つの手つかずの空き地の整備を全員でやりました。
時間が足りなかったので全部はできなかったけど1/3位はきれいにすることができました。

見ていた限りでは皆さんでせっせと手鋸でひこばえを切り、片付けをしていました。いろいろ言う必要がなかったので講師側としても嬉しい仕事でした。

手賀沼森友会にいろいろ便宜を図って貰っているS市会議員もチェーンソーで大活躍でした。時間があったら絶対研ぎたくなる切れ味のチェーンソーでしたが。

タナカの刈り払い機にスチールのパイプとシャフトを付けた機械は幅ちゃんと回ったけどヘッドとエンジンの固定がイマイチで刈ったものを左に寄せるのが難しかったです。ハンドルもガムテープをたっぷり貼って締め付けたけど切り倒した木や草を寄せるのに結構な力が掛かるようで使っているうちに緩んできて力が伝わらなくなり仕事にならなくなりました。締め直そうとしたけど絞め代があまりなくて締め付けてもすぐに緩んでしまいました。
単なるシャフトのカバーかと思っていたパイプが結構な仕事をして居ることが分かって、やっぱり純正部品にして貰おうと思いました。
パイプの折れた位置はハンドルの締め付けてあるところで左にヘッドを動かす時に力の掛かるところでした。
引っ張り応力が繰り返し掛かることによる疲労破壊でした。
刈り払い機は高速回転しているせいか刃の軽量化を図るために不用意に開けた穴の先端から疲労クラックが走っていたこともありました

いい汗をかいた後のご褒美はかの有名な東京ラーメン。

明日はきれいにした森の測量をすることになっています。