マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

超簡易上総掘り

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私が参加している手賀沼トラストにはいろんな名人がいます。
井戸掘りの名人に講師になって貰って利根町の早尾台自治会の偉いさんたちと井戸掘りの実習をしました。
町会の地震災害時の避難所に井戸を掘ろう、ついてはそのノウハウを教えて欲しいとの要望にこたえることにしたもの。
手賀沼トラストにはすべて手作りした稼働中の井戸が3本あって、その内の一本は電動ポンプをつけて夏冬通して稲作に利用しています。

5mほどの竹で三つ又を作り、掘り鉄管を人力で上下させ掘り屑を泥水と一緒に汲み上げて掘り進んでいきます。掘り屑が一杯溜まったらスイコと言われる道具で穴の中から外に汲み出します。
そのあとで、また水を入れて掘り進んでいきます。
上総彫りでは丸いままの竹を二本スプリンクに使用して掘り鉄管の重量を扱いやすくしますが、此処では自転車の古チューブを利用します。

掘り鉄管は上下にねじ継ぎ手を取り付けた細い塩ビ管で繋いで穴の深さに対応します。掘り屑をさらうときはスイコを竹を割いて作った太い竹ひごを使いました。4時間とちょっとで、6mほどほることが出来ました。水位は高いので、12mも掘れば水が出るのではないかと期待しています。

3枚の写真の説明です。

どういう訳か水の濁りの取れない井戸のさらいを行っているところ
新しい井戸を掘っているところ
井戸のさらいを行っているところ