マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

稲刈り

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このところお米と格闘しています。

まず稲刈りですが、コンバインで刈り取ると同時に脱穀して籾だけを集めます。
藁はその後で、切り刻んで、田んぼに返します。

集めた籾は専用のホッパーに吐き出して乾燥機に運びます。

ホッパーにも吐き出し装置が付いていて、着いたらすぐに乾燥機に送り込みます。

乾燥機には灯油のバーナが付いていて暖められた部屋の中で籾は循環して乾燥されます。

すぐに乾燥せずに時間が経つと熱を持ってしまい品質が劣化するので、乾燥機が空になっていないと仕事にかかれません。

乾燥後の水分は14.5%を目標とします。乾燥機は頭が良くてその設定水分に達すると自動的に停止します。

今日は朝から乾燥の済んだ籾の籾摺りをして乾燥機を空にしてから稲刈りをしました。
乾燥機から籾摺り機にも自動的に籾を送ることが出来るようになっています。
稲刈りから玄米とするまで立派な装置産業となっています。稲刈りからではなく、田起こしから代掻き、田植えと米作りの殆ど全部の作業が機械の世話になっています。

さてコンバインの運転もそう簡単ではありません。
意地悪な天気は昨日も悪さをして大粒の雨を降らせて稲刈りを中断させただけでなく夜中にたっぷり降って田んぼを柔らかくしてくれました。

柔らかい田んぼは、真っ直ぐ走っている限り問題は起きませんが、カーブを切りながら刈ると稲が抜き取られ泥の付いた根が取り込まれ止まってしまいます。
元に戻すまでは危険で、時間のかかる仕事が発生します。
そういう初体験をしていたら、近くで仕事をしていたプロが見かねていろいろご指導してくれました。
有り難いことでした。

近くではパラグライダー?が今にも落ちそうに飛んでいました。