乾燥機に入った米は加熱された部屋の中で循環されます。
乾いた風の中をぱらぱらと落ちてくる感じかなと思います。
入れた直後は２６％あった水分が、一晩経つと１４－５％まで乾きます。
乾燥機には独自の計測器があって設定値になると自然と止まるようになっていますが、それを確認するための測定器があります。
乾燥中の部屋から米の粒を取り出し、小さい籾摺り機でも身柄を外して受け皿に並べます。
その受け皿を計器に差し込んでハンドルを回すと玄米の粒が壊れて板状になります。
それに電圧か何かをかけて、電気抵抗か、電気容量を量って水分の％を出します。
その値が設定値になっていれば、自動停止していなくても乾燥を泊めて籾摺りにかかります。
ただ、どういうわけか昨日も今日も動き出しは機械の機嫌が悪く途中で止まってしまい飲み込んだお米を全部吐き出させる必要があり、一時間ほどロスしてしまいました。
機械は何でも難しいものだと思いました。
