少しその気になってぐいのみを作り始めました。
素材はボタニカルミュージアムで貰ったヤマボウシとナラと葉貫台で手に入れたハリギリ、宅地整理で手に入れた椿、福島で貰ってきた柿等です。
ボアリングビットで粗彫りをします。手間をかけるときれいに削れるようになりました。
次は丸鑿、首の曲がった鑿、マエガンナで穴を大きくしてバンカキで均します。
少し乾いたら外側を削って仕上げます。
遠くて見分けにくいけど、左から柿、椿、ヤマボウシ、ハリギリ、ナラの順です。この段階では違いはあまり見えませんが、乾いて仕上がるとそれぞれの味が出てきます。
ハリギリの粗彫り中に怖い思いをしました。ビットの切れが少し悪く滑って暴れました。
30mmの太さのビットなので、ハリギリでなくても平らに当てないと走り出しますが、ハリギリは他の木と違って数ミリ掘った後でも走り出します。
深くなると安定します。
少し乾いたのを削ると切り子が細かくなり、空冷の風で舞い上がって目に入って往生しました。眼鏡が必要です。