マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

ひごリング造り

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ひごの調整は終わりました。継ぎ手部の形状を調整し幅を27.5mmぐらいにそろえました。

その後で、T親分のところでひごリンクの作り方を教えてもらいました。

1.6mmの磨き薄板を足踏みシャーで切断して、ロールベンダーに通してパイプ状に成型します。合わせ目は2mmぐらいラップさせてスポット溶接機で溶接して短いパイプを作ります。次いで継ぎ手と似たような寸法の鉄の中子を入れてだましながら中子の形にしていくと出来上がります。

寸法を決めるまでに3-4貝トライし板の長さ87mmでいこうということになりました。根拠はひご幅が28mm、合わせた部分の厚さを17mmとしました。継ぎ手部の厚さはそれ以上あるのですが、リングを叩き込んで締まりを良くしようという魂胆です。リングの長さは30mmとしました。

今日は板を切断し、中子の元を切り出したところで時間切れとなりました。

写真は切断した鋼板、片面は少し錆びています。
小さいロールベンダー。
スポット溶接機・溶接するところを銅の電極で抑えて大電流を流します。。
コンターマシン・鉄を切るバンドソー、中子にするブロックを切り出しています。。
最後は新しいひごリングで繋いだ状況です。

これなら井戸の穴の中で何かに継ぎ手部が叩かれてリングが外れたりすることはないだろうと思います。
心配は、継ぎ手部の寸法のばらつきでもう一度削りなおす必要があるかもです。
それと、非常に効率のいい寸法なので、ゆるいテーパの継ぎ手部に無理やり叩き込んだときに溶接部の熱影響部から裂ける恐れが少しあります。