マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

ひごリング造り 2

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ひごリング造り完了

T親分が成型、溶接したリングをひごの寸法にしなければいけません。
前述したようにほぼ円形の円筒に中子を押し込んで、外から叩いてやることで成型します。
中子の寸法はひごの断面の寸法と同じです。ここで言うひごの断面はリングを叩き込んだ後の寸法なので、ことは面倒になります。
そこで継ぎ手の雛形を使ったわけです。

成型した後で、中子の寸法になるので、円筒にすんなり中子が入るわけではありません。
まず、円筒をつぶし楕円形にすると辛うじて中子の先端を押し込むことが出来るようになります。
でも、無理やり押し込むと裂けてしまいます。ま、この工程を通ることで溶接部の一種の破壊検査を行っていることになります。もう少し押し込もうか、まだ裂けないだろうか迷います。
でも、終わり頃になると以外と強いことが分かって安心しました。

ハンマーで叩いて中子の形に沿わせるようにすると何とか押し込めるようになります。
何回も叩いてやっとひとつが完成します。半日かかって75個をやっと仕上げることが出来ました。

親分は掘り鉄管を作っています。
鋼管の先端に掘る為の刃をつけます、管の先端に弁をつけて掘りくずを管の中に取り込んで、掘りくずで掘るのが邪魔されないようにします。
上部には水の出口の窓を開けて、ひごに繋ぎこむための鉤継ぎ手をつくります。
落としたときの衝撃で掘り進んでいくので、重たいほうがいいのですが、重すぎると扱いが大変です。
掘鉄管はもう少し時間がかかりそうです。