マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

本漆の木におさらば

数年前にあるところから分けてもらった漆の木が二本大きくなって去年は漆掻きのまねごとをすることが出来ました。

残念ながら道具をうまく作れなかったので頑張ったけどぐい飲みに濡れるほどの漆は採ることが出来ませんでした。たった二本の漆の木から採れる量も知れてるし、手間が大変で途中でめげてしまってもう一年頑張るか随分悩んだけどもう何が起こるかわからない年なので諦めることにしました。

そう決めたら早い方がいいので手動のウインチを使って下の道路に行かないように引っ張りながら太さ25cmほど高さ6mほどにに育った幹をサムライの手鋸で無事狭いところに寝かすことが出来ました。いい寸法のつるを作る前に引っ張っていた力が勝って避け上がって終わりました。あとは鉈とチェーンソーで細かくしました。途中で昼飯に戻ったらついうとうとしてしまい気が付いたら雨が降っていて焦りました。チェーンソーなどの道具が雨に濡れていてどうなるかと思ったけどそれほどひどい雨とならずに収まってくれて助かりました。

切った漆の木からは白い液体がにじみだしていて夏まで待てばいっぱい取れたのにと惜しまれました。でもこれでひこばえ何とかすれば安心なのでやれやれです。どうやって息の根を止めればいいか見当もつかないけど太くて高い木が残っているよりはいいように思います。

柏は我孫子と違って焚火が許されていたけど最近お触れが回って駄目になったとか。火を焚いて息の根を止めることもできなくなりました。あと二、三年念動き出しがおそすぎました。 

漆の材は固いと思っていたけど年輪もあらくてカメが紫波みたいでした。肌は黄色くきれいだったけどあまり魅力的ではありません。乾くとどうなるか見てみます。