もっこくの木です。
枯れてから加工するとこの程度ですが、生のうちに加工するとはじめはきれいな白い色ですが、
時間がたつにつれて赤みが増してきます。
乾いてくると削った後の肌の色は濃くなりますが、いくら待っても色はあまり変わらなくなります。
色の濃いぐい飲みを作るには、まだ酵素が働く力が残っているうちに表面仕上げをしないといけないので、ちと難しくなります。
成り行きで仕上げるとこの程度にしか色がつきません。
でも、漆で見えなくしてしまうのはしたくないなと思います。
なかなか完成といった雰囲気にならないのが、困ります。