マシジミとガシャモク

マシジミとガシャモクを手賀沼に復活させよう

線量のお勉強

トラストの畑と田んぼと密柑山の土の線量を調べた結果を基にいろいろ教えて貰いました。
講師は茨城大学の先生でした。

イメージ 1


不幸にしてこのあたりの土にはかなりの線量が降り積もっています。かなりと言ってそれがどれだけ危ないのかはさっぱり分かりません。
ただ、表面から15cm以上深くなると殆ど検出されなくなります。

畑はあれからサツマイモを掘り上げたり、除草のためとかで何回かロータリーを掛けているので混ぜられ平均化されているので低くなっています。
耕していない密柑山の表面は濃いままです。

幸いなことに、理由は分からないけど田んぼの中には殆ど見つかってません。
手賀沼や流れ込む大堀川の川底には結構な濃度のセシウムが見つかっているのに不思議です。

しかし、土の中にかなりの線量があっても栽培する作物にはいつも取り込まれるとは限らないようです。
土の中のセシウムは自由に植物に移行するのではなく、土の中にどういう形で存在しているか、粘土の中に取り込まれていると安定しているので移行しにくいとか、肥料分のカリがたっぷりあると植物はわざわざセシウムを吸収する必要はないので移行が少なくなると言うことです。

米の場合、葉や茎には来ても米にはあまり届かないようです。
福島の郷の近くの大森という地域の米から見つかったと言うことがあったけど随分高かったのだろうなと推察されます。普通は少々土が汚れていても米の場合はあまり心配しなくて良さそうです。

福島県二本松の汚染がひどいと言われているところの結果でも米は安全だったと言うことです。

西の方の野菜や作物が線量無しを売りにもてはやされているけど実は測定されていないとか。今や、福島の原発からのセシウムは全国区となっているはずなのでちゃんと測定すれば面白いことになるみたいです。

トラストの作物も、自分の畑の作物も食べないということにはならないと思うので気にしないことにしてます。