仕方がないので泥まみれになっていたのを分解しました。
この手の体重計は二段階の梃子を上手く使って測定値を小さくしてからスプリングやら歪みセンサーで読み取れるようになってます。青い中に歪みゲージが張ってあって体重の数十分の1の力が掛かった時の歪み量から体重を表示していたはずです。
これはばらした後ではどうなっていたのか組み立てられませんでしたが四隅に天秤のナイフエッジみたいなのが付いていてそこに梃子の一端が載るようになっていました。
梃子は生鉄が使われていたけどこれは少し固い鋼が使われていてしばらく使ったけど刃がだれては居ませんでした。
今回の機械は体脂肪を測るためにもう少し複雑なデータを採ってパソコンで処理していたようです。
それが両手で持つハンドルの中に組み込まれていました。
今回は値段の割りに部品の数が少なく使われている鉄の量もほんの少しでした。
そして組立にも溶接など使わずカシメてありました。カシメて体重を支える部品を作るなんて大したものです。