その前に一応どんな情況か見ておこうと覚悟を決めて床下収納から中に入ってしばらく観察しました。
ここに入るのは四五回目ですが、年を取ったせいか病み上がりのせいか昔はもっと楽に動けたのに大変でした。
水とお湯の配管の手前に排水管がまっすぐに土に入ってます。周りに水は溢れていませんでした。
ここで何かをすることはまず不可能なので諦めて電話することにしました。
安くて早いというのにお伺いできるのは3時から4時の間といわれて結局出掛けることも出来ず何も出来ないことになりました。
することもないので柿取りハサミの解体新書を続けましたがからくりがパイプの中で行われるため目で確認することが出来ずなかなか納得が出来ません、肝心の心棒が折れてしまったこともあってこの辺だろう止まりでした。
古くなったハサミがどこかで力が出なくなったり、挟んでいるはずなのに落っこちて割れてしまうのは止めピンが穴に入っても帯鋼の溝の位置とぴったり合ってないのでうまくいかないのだと思います。
前が長くなりすぎました。
初めの見積もりでは基本料金1.5万円にメーターあたり5千円だとか、長さが7mぐらいありそうで合計5万円位になるかもと
言われかなりビビりましたがいろいろ調べる内にこの家の設備では金が取れないと思ったのか途中で次の現場に行くように言
われたとか言って姿を消してしまいました。
消える前にここにマスがあるようなので調べたらと言っていたので縁側の板を剥がして探ったら確かにマスがあって中を見たら満水でした。
排水はいったんマスにはいるけど水中に曲げて水面から10cmぐらい下にセットされた吸い込み口からゴミのないところ吸い込まれていくようになっていました。
従って表面に浮くゴミや油は水面に漂っていて何かが起きて水の中に沈むことにならない限りいつまでもただただ待つことになります。
と言うことで満水の排水マスをひしゃくで掻き出して掃除していたら太い塩ビのパイプにエルボが付いたのが見え、周りは何やら脆いコンクリみたいなので覆われていました。
重たい道具で突く内に突き破ることが出来、底まで届きました。
白く固まった厚さ10cmの得体の知れない層が水の流れを阻止していたというわけ。
30年間にわたって流された油の浮いた排水の中に入っていた油がコレステロールになって固まっていたようです。
一度は掃除したことがあるのか記憶にありません。
この層をきれいに砕いてタモアミで掃除してきれいにして水を流したら水位が上がることもなくうまい具合に流れました。
電話で来て貰った、安くて早い会社のスタッフさんは時間は取られたのに金を取らずに消えたので費用ゼロで解決しました。
ということで嬉しくなってIME日本語入力で苦労していたので古いATOKを新しくすることにしました。
W10にしてATOK2006を入れ自動更新を許可したらIMEの設定に代わってしまって大騒ぎになってます。
新しくしたらそんなこともなくなるだろうとATOK2015プレミアムを奮発しました。排水管掃除の記念です。